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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年03月13日
研究:LED街灯、ライフサイクルアセスメントで「お買い得」の評価
(ピッツバーグ大学より)
米国、ペンシルベニア州ピッツバーグ発-米国のピッツバーグ大学は3月8日付けのリリースで、同大学の研究者たちが、発光ダイオード(LED)の街灯の、ライフサイクルアセスメント(LCA)を初めて行ったところ、LEDの街灯は、他の照明と比べて、明るさ、価格、エネルギー効率、環境負荷において、最も優れていることが明らかになった。
LEDと比較されたのは、米国で最も一般的な高圧ナトリウム(HPS)ランプ(大部分の都市が使用)とメタルハライドランプ(MHL)(競技場の照明など)、新技術の電磁誘導灯(明るく省エネ型だと言われており、ガスで発光させる)。
研究チームによると、LEDは、HPSやMHLよりも、価格が大幅に高いかもしれないが、電力消費量は半分、寿命は5倍で、明るさも優れている。電磁誘導灯は、LEDよりも、価格がやや手頃で、エネルギー効率も高いが、使用時の環境への影響が大きい。
今回の研究は、4万個の街灯のLEDへの切り替えを検討しているピッツバーグ市が依頼したもの。同市は、街灯のHPSランプをLEDと交換すれば、年間に、エネルギー消費量で100万ドル、保守点検費用で70万ドル節約され、二酸化炭素排出量も6,818トン削減されると推定している。
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研究:LED街灯、ライフサイクルアセスメントで「お買い得」の評価