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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年03月15日
国連:「中南米とカリブ海諸国における持続可能な開発により一層の努力を」
(国連より)
国連は2月17日、最新報告書「ミレニアム開発目標:中南米とカリブ海諸国の環境にやさしい持続可能な開発に向けた前進」(Millennium Development Goals: Advances in Environmentally Sustainable Development in Latin America and the Caribbean)を発表し、中南米とカリブ海諸国の持続可能な開発について、より一層の努力を求めた。報告書では、同地域の森林面積が常に減少し続けている(世界平均の2倍)こと、二酸化炭素の排出量が増加し続けていることが明らかにされた。
報告書によると、1990年から2005年にかけ、同地域の森林被服面積は7%減少し、およそ6,900万ヘクタールの森林を失った。
世界の温室効果ガス排出量の約20%が森林の伐採と劣化に由来している。これは世界の乗用車、トラック、船舶、飛行機からの排出量を合わせたものを上回る数字である。同地域では、森林面積の損失に加え、化石燃料燃焼とセメント製造による二酸化炭素排出量も増加しており、1990年から2005年の間には約41%増えたという。
「環境に配慮した持続可能性の確保」は、世界の首脳が2015年までに達成することを約束した8つのミレニアム開発目標のうちの一つとなっている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100315_1.html
国連:「中南米とカリブ海諸国における持続可能な開発により一層の努力を」