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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20100324

英国政府報告書:「海洋エネルギーが雇用増加と排出量削減をもたらす」

カテゴリー:エネルギー, 政治, 経済

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(英国エネルギー・気候変動省より)

英国のエネルギー・気候変動省は3月15日、海洋エネルギーの持つすべての可能性を利用すれば、2050年までに最大1,500万世帯に十分な電力を供給でき、二酸化炭素(CO2)も7,000万トンまで削減できる可能性があると発表した。これは、英国政府が同日発行した「海洋エネルギー行動計画」(Marine Energy Action Plan)によるもの。行動計画は、海洋エネルギー分野で最大16,000の雇用(うち1/4は輸出関連)が創出される可能性も強調している。

同省のハント卿・エネルギー・気候変動大臣(閣外相)によると、今回の行動計画は、海洋エネルギーが英国にもたらすものと、それを実現するために私たちがしなければならないことについてのビジョンを提示している。同閣外相は、「われわれの海を最大限に生かし、世界を主導する新しいエネルギー製造分野を構築していくにあたり、産業界やその他のパートナーとの協働を期待している」と語った。

行動計画には、「英国全土にわたる戦略的な協力団体を組織し、全種類の海洋再生可能エネルギーについてロードマップをつくる」、「再生可能エネルギー導入義務(Renewables Obligation)の差異化を見直し、海洋技術の支援レベルを検討する」などといった提案が盛り込まれている。ハント卿はさらに、今後の行動計画を監督する機関として、閣僚級の海洋エネルギー作業部会を設立したことも発表した。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100324_1.html
英国政府報告書:「海洋エネルギーが雇用増加と排出量削減をもたらす」

 
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