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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年04月02日
国連環境計画:都市における温室効果ガス排出量の測定基準を統一
カテゴリー:社会
(国連環境計画より)
ブラジル、リオデジャネイロ発―国連環境計画(UNEP)は3月23日付けのリリースで、国連人間居住計画(UN-HABITAT)、世界銀行とともに、都市の温室効果ガス排出量を測定する各都市共通の世界基準(Global Greenhouse Gas Standard)を導入したことを発表した。
リリースの中でUNEPは、「温室効果ガス排出量の測定方法が原因で、気候変動が都市に及ぼす影響を軽減するための行動が遅れてはならない。都市や地域の政策を支え、財政を利用するのに大きく求められるのは、その市や地域に起因する温室効果ガス排出量を測定するための、オープンで世界的に統一された規約を確立することだ」と述べている。
世界銀行理事のZoubida Allaoua氏は、「共通の測定基準は、都市が自らの市内でどれだけの温室効果ガスが排出されたのかをより理解するための、最初の大きなステップだ。市内の温室効果ガス排出量が分かれば、その都市は政策をさらに絞ることができ、市民に情報を提供することができる」と話す。
今回発表された温室効果ガスの測定基準では、市民一人当たりの排出量を計算するため、都市は実績を比較し、他都市との差異を分析できる。排出量は、一次エネルギー源、気候、交通手段、都市の形態によって都市間で大きく異なるものの、市内の排出量の長期的な比較や、エネルギー、運輸、廃棄物など、市内にある特定の分野での比較ができるという。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100402_1.html
国連環境計画:都市における温室効果ガス排出量の測定基準を統一