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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年05月06日
中・東欧とコーカサス地方の13カ国、環境にやさしい交通をめざした共同プロジェクトを採択
(国連欧州経済委員会より)
イタリア、ジェノバ発―中・東欧とコーカサス地方の13カ国の代表は4月23日、「安全、確実かつ発展的な、環境にやさしい交通のためのインスブルック・イニシアチブ」(Innsbruck Initiative for safe, secure, prosperous and environmentally friendly transport)を満場一致で採択した。欧州南北縦断自動車道(TEM:Trans-European Motorway)と欧州鉄道網(TER:Trans-European Railway)の両促進委員会が、4月19~23日にオーストリアのインスブルックで開催された共同プロジェクト会議で可決し、両委員会を主導する国連欧州経済委員会(UNECE)が4月27日付けのリリースで伝えた。
インスブルック・イニシアチブが重視しているのは、次の4つの目標の達成。
(1)クリーンで効率的な公共交通、陸海空の交通機関の接続、環境にやさしい交通基盤の実現など、安全性、環境性能、確実性を高める交通インフラの開発
(2)適切な交通インフラの計画により、確実で安全な交通を助ける施策の促進
(3)複数の交通手段の共同利用、陸海空の交通機関の接続、共同交通システムの支援
(4)高速道路交通システム(ITS)の幅広い導入と発展
(特に、交通の安全性、確実性を向上させ、交通混雑や大気汚染を最小限に抑えることに貢献するシステム)
インスブルック・イニシアチブに加盟したのは、オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、ハンガリー、リトアニア、セルビア、スロバキア共和国、スロベニア、ポーランド、ルーマニア、ロシアの13カ国。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100506_1.html
中・東欧とコーカサス地方の13カ国、環境にやさしい交通をめざした共同プロジェクトを採択