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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年05月17日
アジア開発銀行、アジア・太陽エネルギー・イニシアチブを発表
(アジア開発銀行駐日代表事務所より)
ウズベキスタン、タシケント発─アジア開発銀行(ADB)は5月3日、タシケント開催中の第43回年次総会で、「アジア・太陽エネルギー・イニシアチブ」を発足、今後3年間で3,000メガワット規模となる太陽発電をアジア域内で目指すことを発表した。
同イニシアチブでは、2012年までに3,000メガワット規模の大型太陽発電プロジェクトを策定・実施する。ADBの提供額は22億5000万ドルで、右資金をレバレッジとして、67億5000万ドル分を同期間の太陽エネルギーに投資する予定。
ADBのラジャット・ナグ事務総長は記者会見で、「アジア・太平洋地域の電力需要は2030年までにほぼ倍増するとみられ、温暖化ガスの排出を抑えながら発電する新しい発電形態の普及が急務だ」とした上で、「持続可能な太陽エネルギーは、適切なインセンティブと資金調達メカニズムと組み合わせれば、未来のクリーンエネルギーとなりうる」と述べた。
また、「電力需要が急増しつつある中、中央アジアでは広大な平原地帯が手に入りやすく、各国も二酸化炭素排出削減のコミットを表明している。ADBが本イニシアチブを通じて支援を行う上で、中央アジアにも有力候補となる国が複数ある」との見方も示した。
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アジア開発銀行、アジア・太陽エネルギー・イニシアチブを発表