（欧州投資銀行より）

欧州投資銀行（ＥＩＢ）は５月５日付けのリリースで、メキシコ南西部での風力発電所建設のため、スペインのエネルギー大手イベルドローラに対して7,850万ユーロを融資すると発表した。

同風力発電所の総発電量は103メガワットで、121基のタービンが使用される予定。今回の計画は、メキシコの急増する電力需要を再生可能エネルギー源で賄うためのもの。「持続可能なエネルギーと供給設備の安全保障（Sustainable Energy and Security of Supply Facility）」のもと、メキシコで初めてＥＩＢの融資が認められた。

同計画は、経済発展を促し、雇用を創出することにより、メキシコで最も貧しい地域の一つに社会的な恩恵をもたらすとも考えられている。また、今回のＥＩＢの融資は、欧州の再生可能エネルギー部門大手企業による投資と結果として生じる技術移転も支援している。

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