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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年06月04日
英国王立協会:気候変動の科学についての手引書、発刊決定
(英国王立協会より)
英国の王立協会は5月28日付けのリリースで、一般の人々が気候変動をより適切に理解する手助けとして、気候変動の科学についての新たな手引書を発刊することを明らかにした。発刊は今夏の予定。
同協会のマーティン・リーズ会長は、「気候変動は非常に重要な問題だが、多くの場合、誇張や間違った情報により、公の場での論議が混乱している。気候のシステムについて知られていること、私たちが『知っている』と思っていることに加え、私たちがいまだによく理解していない側面を明白に示すことを目標としている」と話す。
手引書は、王立協会内の複数の専門家が作成したあと、別会員の見直しを経て、同協会の審議会で承諾される。
リーズ会長はさらに、「一般の人々を対象に、気候変動への十分な理解を促すための文書を発行してから3年になる。その間、気候変動の基本的な科学は変わってもいないし、揺らいでもいない。今の状況下でこの新しい手引書を発刊するのは、とてもよいタイミングだと思う。今は、多くの人が疑問を投げかけている。王立協会の会員の間でさえ、いろいろな見方がある。今回の手引書は、信頼できる科学的な証拠で裏づけされた専門的な見解に基づく内容となるだろう」と述べた。
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英国王立協会:気候変動の科学についての手引書、発刊決定