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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年06月14日
ベトナム:中小企業への省エネ技術導入を支援するプロジェクト進行
(国連開発計画より)
国連開発計画(UNDP)は6月3日、ベトナムの中小企業の意識向上を図り、省エネ技術導入のための技術的、資金的な支援を行うプロジェクトについて伝えた。これは、地球環境ファシリティとUNDP及びベトナム政府が資金提供して進めているもの。
ベトナムの中小企業は、急速に発展する経済の中で重要な位置を占めている。しかしながら、その非効率なエネルギー利用は、単に利益率を低下させるだけでなく、ベトナムの二酸化炭素(CO2)排出量を急激に増加させることになる。このプロジェクトでは、5つの主要部門(レンガ、陶磁器、織物、製紙、食品加工)における省エネを促進している。
これまでの4年間に、400を超える中小企業を支援した結果、5つの主要部門全体で、石油15万6千トンに相当する省エネを実現した。エネルギー効率の高い技術を利用することは、直接的にエネルギーコストを削減するとともに、レンガや陶磁器部門で近代的な窯を導入した場合のように、製品の品質を向上させて、企業の利益拡大にもつながった。
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ベトナム:中小企業への省エネ技術導入を支援するプロジェクト進行