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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年06月30日
バルチラ社、世銀のガス・フレアリング削減パートナーシップに関連企業として初参加
(世界銀行より)
米国、ワシントンDC発―世界銀行は6月15日、世銀が主導するグローバル・ガス・フレアリング削減パートナーシップ(GGFR)に、フィンランドの企業バルチラ(Wärtsilä)社が初の准パートナーとして参加することを発表した。
原油採掘に伴い発生する天然ガスは、インフラ、市場、規制などが十分でないことから、未利用のまま燃焼(フレアリング)されるか放出されることが多い。GGFRは、この随伴ガスの利用を進め、燃焼や放出を減らすことで環境への影響を軽減させることを目指している。
これまでGGFRへの参加は産油国と石油会社に限られていたが、新しいGGFR憲章により、関連する企業も参加できるようになった。バルチラ社の技術は、随伴ガスを利用した発電の分野で貢献が期待されている。
GGFRの推計では、世界全体で毎年約1,500億立法メートルの随伴ガスが燃焼、放出されており、これにより、年間約4億トンの温室効果ガスが排出されている。ガス・フレアリングを多く実施している国は、ロシア、ナイジェリア、イラン、イラク。
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バルチラ社、世銀のガス・フレアリング削減パートナーシップに関連企業として初参加