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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年07月10日
オーストラリア、クリーンなエネルギーの将来に向け前進
(オーストラリア気候変動・エネルギー効率・水資源大臣HPより)
オーストラリアのペニー・ウォン気候変動・エネルギー効率・水資源大臣は6月25日、強化された再生可能エネルギー目標(RET)と建物のエネルギー効率に関する法案が国会を通過したことについて、歓迎する意向を表明した。
「これらの法案の成立は、クリーンなエネルギーの将来へと移行するオーストラリアにとって、重要な意義がある」と、ウォン大臣は語る。「RETの強化は、大規模な再生可能エネルギープロジェクトや、気候変動対策に貢献したいと考えている家庭に対し、確信を与えるものである」。
法案の成立で、RETは2011年1月より、小規模再生可能エネルギー計画(Small-scale Renewable Energy Scheme; SRES)と大規模再生可能エネルギー目標(Large-scale Renewable Energy Target; LRET)とに分けられる。SRESは、太陽光パネルや太陽熱温水器を設置する家庭を支援するもので、LRETは、風力発電や商業用の太陽光・地熱発電といった再生可能エネルギープロジェクトへの投資を促進するもの。
同時に成立した、建物のエネルギー効率に関する情報公開法(Building Energy Efficiency Disclosure Bill)は、オフィススペースを販売・賃貸する際には必ず、オフィスのエネルギー効率に関する情報を提供しなければならないという法律。今年中には、情報公開の義務付けが開始される予定。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100710_1.html
オーストラリア、クリーンなエネルギーの将来に向け前進