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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年07月11日
MIT研究:天然ガスは将来の低炭素社会への”つなぎ”の役割を果たす
カテゴリー:エネルギー
(マサチューセッツ工科大学より)
米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)は6月25日、MITの研究グループが天然ガスの将来の可能性についてまとめた研究報告書を発表したと伝えた。それによると、旧式で非効率な石炭火力発電所を、天然ガスを使った高効率のコンバインド・サイクル発電に置き換えることなどで、今後数十年間は天然ガスが温室効果ガス排出削減に主要な役割を果たすとしている。
MITエネルギー・イニシアティブ(MITEI)の主導によるこの研究は、米国の天然ガス埋蔵量を調査し、温室効果ガス排出削減に果たす天然ガスの可能性を分析したもので、2050年までの天然ガスの将来を、技術、経済、政治、国家安全保障、環境の視点から考察している。
MITEIのErnest J. Moniz所長は、「これまで、天然ガスは将来の低炭素社会への”つなぎ”の役割を果たすと言われてきたが、それを裏付ける分析はほとんどなかった」と述べ、今回の研究はこの考えに確証を与えるものだと語った。
今回発表されたのは中間報告で、詳細な報告書は今年後半に発表される予定。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100711_1.html
MIT研究:天然ガスは将来の低炭素社会への”つなぎ”の役割を果たす