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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年07月24日
6月の世界の陸地・海洋表面温度の平均、過去最高の16.2℃を記録
カテゴリー:気候
(米国海洋大気庁より)
米国海洋大気庁(NOAA)は7月15日付けのリリースで、6月の世界の陸地・海洋表面温度の平均が観測史上最も高い16.2℃を記録したと発表した。これは前世紀平均の15.5℃を0.68℃上回る。また、4月から6月と1月から6月の期間の平均についても、1880年以来の観測史上で最も高かった。
6月の世界の陸地表面温度の平均は過去最高の14.37℃で、海洋表面温度の平均は過去4番目に高い16.94℃を記録した。
陸地表面温度は世界全体で平均を上回る状況が見られたが、特に気温が高かったのは、ペルー、アラスカ州とハワイ州を除いた米国大陸の中央部と東部、アジア東部と西部だった。平均値よりも気温が低かった地域は、北欧諸国、中国南部、米国大陸の北西部だった。
海洋表面温度の高さが最も顕著だったのは大西洋である。太平洋の赤道付近では、エルニーニョ現象の収束に伴い、継続的な低下が見られた。NOAAの気候予測センターによると、2010年の夏に北半球でラニーニャ現象が発生する可能性があるという。
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6月の世界の陸地・海洋表面温度の平均、過去最高の16.2℃を記録