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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20100729

英国気候変動委員会:政府は低炭素技術の革新により多く投資するべき

カテゴリー:エネルギー, 技術, 政治

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(英国気候変動委員会より)

英国の気候変動委員会は7月19日、政府は低炭素技術のための財源を確保すべきであると勧告した。今、低炭素技術の開発を進めれば、2050年までに温室効果ガスを80%削減するのに役立ち、より長期的なグリーン経済の成長に向けた基礎を築けるとしている。

同委員会は、政府が現在の予算(1年あたり5億5,000万ポンド)と将来の具体的な事業(発電、炭素回収・貯留技術の実証、電気自動車など)を削減することになれば、カーボン・バジェット(炭素削減計画、Carbon Budget)を達成できないリスクが高まり、英国はグリーン経済を構築するための重大なチャンスを失うことになると警告している。

英国におけるエネルギー研究開発予算の国内総生産(GDP)比率は、他の先進国に比べ遅れをとっている。技術開発に対する国際投資が、スターン・レビューや国際エネルギー機関(IEA)、欧州連合(EU)で提言されている基準よりも低い現状において、この状況はますます懸念されると指摘している。

同委員会は、英国が重点的に取り組むべき分野として、洋上風力発電、波力・潮力発電、炭素回収・貯留技術(CCS)、スマートグリッド、電気自動車、航空技術の6つを挙げている。さらに、水素燃料電池車、第三世代太陽光発電技術、電力貯蔵技術、先進的バイオ燃料技術などの研究開発にも投資するべきと提言している。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100729_1.html
英国気候変動委員会:政府は低炭素技術の革新により多く投資するべき

 
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