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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20100803

研究報告:炭素排出、魚の個体数量を脅かすことに

カテゴリー:生態系

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(オーストラリア研究会議・サンゴ礁研究の中核的研究拠点より)

人類による二酸化炭素(CO2)排出量増加によって世界の海で酸性化が進むにつれ、稚魚が捕食魚の餌食になりやすくなり、世界中の魚の固体数量に甚大な影響を及ぼすかもしれないことが最新の研究で明らかになった。オーストラリア研究会議・サンゴ礁研究の中核的研究拠点(Centre of Excellence for Coral Reef Studies)が7月6日に発表した。

同研究の実験では、排出削減対策を何も講じなかった場合の今世紀後半の海水状態を作り、その水槽の中に稚魚を入れ、その後稚魚を海へ帰してどのような行動をとるか観察した。稚魚をすみかとなる岩礁に放ったところ、岩礁から遠ざかるように泳ぐなど、酸性度が高い海水によって魚の行動で危険な変化が確認された。また、それらの稚魚の死亡率が普通の稚魚の5倍から8倍になることもわかった。

同研究のチームリーダー、フィリップ・マンデイ教授は、「CO2が大気中に増えて海に溶けると、海水は少しだけ酸性になる。次第にそれが、稚魚の臭覚や行動を大きく変えるレベルに達してしまう」「(海水が酸性化すると)稚魚は生来持っている警戒心を失うようで、命を危険にさらす開けた海域に泳いでいくなど、大きな危険を冒すようになる」と説明している。

DSR指標= R DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100803_1.html
研究報告:炭素排出、魚の個体数量を脅かすことに

 
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