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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年08月09日
韓国政府環境部:気候の影響を受けやすい生物種100種を発表
(韓国政府環境部より)
韓国政府環境部は7月28日付のリリースで、韓国国立バイオリソースセンター(National Institute of Biological Resources)が「気候の影響を受けやすく、生物学上の指標となる生物種」(CBIS:Climate-sensitive Biological Indicator Species)を100種発表したと伝えた。今回の発表は、気候変動が朝鮮半島の生物種分布に及ぼす影響を監視・予測するための効率的な手段を見つけるのが目的。
CBISに認定された生物種は、気候変動が原因で、行動や分布、個体数に明らかな変化が見られる(あるいは予測される)ものであるため、一貫して調査を行い、指標ごとに管理していくことが必要となる。
韓国では2010年初めから、生物学上の指標となる生物種を特定するため、気候変動と生物多様性の専門家組織が、議論や調査、諮問会議など幅広い活動を行ってきた。
今回認定された100種は、脊椎動物18種、無脊椎動物28種、植物44種、菌類と海藻10種。同リリースには、「温暖化が原因で絶滅する可能性のある高山植物」として「チョウセンシラベ」、「温暖化により北上している生物種」として「コサギ」「タブノキ」など数例が写真とともに掲載されている。
DSR指標= DSR指標とは?
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韓国政府環境部:気候の影響を受けやすい生物種100種を発表