（英国運輸省より）

英国のフィリップ・ハモンド運輸相は７月28日、超低炭素自動車の購入時に１台につき最大5,000ポンドの補助を行う制度を2011年１月から開始すると発表した。この発表は、超低炭素車の初期市場を支援するため、歳出見直し（spending review）の終了を待たずに例外的に行われたもの。

この補助金制度は、自家用車ならびに業務用車両の購入者を対象に、英国全域で実施される。補助の内容は2012年３月31日までは決まっているが、2012年１月に見直しが行われる。自動車価格や市場状況などいくつかの要素を検討し、その後の補助内容を決定する。

エネルギー・気候変動省のクリス・フューン大臣は、「電気自動車や低炭素車は運転も楽しく、そのうえ、気候変動対策目標を達成するうえで欠くことのできないものだ」と語り、「そのためにも、台数を大幅に増やしていく必要がある」と述べている。

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