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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20100820

研究報告:「北極海氷の融解を止める最大の望みは、ばい煙排出量の削減」

カテゴリー:社会

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(スタンフォード大学より)

スタンフォード大学は7月28日、「北極海氷の急速な融解速度を弱める最善の方法は、化石燃料や薪、動物の糞の燃焼によるばい煙排出量を減らすことである」と発表した。同大学社会環境工学部のMark Z. Jacobson教授の最新研究によるもので、ばい煙の温暖化への影響が二酸化炭素に次いで2番目に大きいことが明らかになった。

同教授によると、これまでの気候モデルでは、大気におけるばい煙の影響が間違って認識されていたため、ばい煙による温暖化への影響は、国や国際レベルでの温暖化対策の法律制定の場で無視されてきたという。

Jacobson教授は、「ばい煙を抑制することが、今後20年以内で北極の温暖化のペースを大きく弱める唯一の方法かもしれない」とし、「ばい煙の影響を、緩和策の計画段階で考慮し始めなければならない。変えるのは早ければ早いほどよい」と述べている。

今回の分析では、化石燃料(ディーゼル、石炭、ガソリン、ジェット燃料)の燃焼で生じたばい煙と、固体バイオ燃料(木、肥料、糞、その他多くの場所で家庭の暖房や料理に使われるバイオマス)の燃焼から生じたばい煙との2種類を調査。さらに、雲や雪、氷を温めるばい煙の効果も詳しく調べた。

調査の結果、両種類のばい煙が結合したものが、二酸化炭素に次いで2番目に大きな温暖化原因であることが分かり、世界では毎年ばい煙による死者が150万人を超えていることも明らかになった。さらに何百万もの人々が、呼吸器疾患、心疾患、ぜんそくで苦しんでおり、その大半は、家庭の暖房や料理にバイオ燃料を使用している途上国だという。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100820_1.html
研究報告:「北極海氷の融解を止める最大の望みは、ばい煙排出量の削減」

 
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