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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年08月21日
世界の陸地・海洋気温、7月に過去2番目、1-7月に過去最高を記録
カテゴリー:気候
(米国海洋大気庁より)
米国海洋大気庁(NOAA)は8月13日付けのリリースで、7月の世界の陸地・海洋表面温度は、1880年以来の観測史上で1998年に次いで2番目に、1月から7月までの平均は最も高かったと発表した。
同月の陸地・海洋表面温度は、20世紀の平均値の15.8度よりも0.66度高い16.5度、1月から7月までの平均は、20世紀の平均値よりも0.68度高い14.5度を記録した。
陸地表面温度は、20世紀の平均値14.3度よりも1.03度高く、観測史上最高だった。著しい気温上昇が観察されたのは、欧州、ロシア西部、アジア東部で、平均よりも気温が低かったのは、ロシア中部、アラスカ、南米南部だった。
海洋表面温度は、20世紀の平均値16.4度よりも0.54度高く、観測史上5番目に高かった。特に気温上昇が目立ったのは、大西洋だった。
また、同月に、中部及び東部赤道太平洋で、海洋表面温度が継続して低下するにつれて、ラ・ニーニャ現象が発生した。NOAAの気候データセンター(NCDC)によると、ラ・ニーニャは2010年から2011年の冬にかけて、北半球で勢いを増しながら継続すると予測されている。
DSR指標= DSR指標とは?
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世界の陸地・海洋気温、7月に過去2番目、1-7月に過去最高を記録