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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年08月28日
国際的なGHG算定ツールの新しい基準--企業による実地テスト終了
カテゴリー:経済
(世界資源研究所より)
米国、ワシントンDC発―世界資源研究所(WRI)は8月17日、温室効果ガス(GHG)の国際的算定ツール「GHGプロトコル」に追加される2つの新しい基準について、企業が実際に使用する実地テストが終了したと伝えた。このテストは、世界17カ国の企業62社が参加して2010年1月にスタートした。そして、6月に、参加企業は最終的なGHGインベントリー報告書と書面でのフィードバックを提出した。
WRIと持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)が開発したこの新しい基準は、製品のライフサイクルを通じた排出量算定と報告に関する基準と、もう一つは、スコープ3(企業のバリューチェーン)の排出量算定と報告に関する基準。
今後の予定としては、テスト参加企業からのフィードバックや運営委員会や技術作業部会の意見をもとに、改定作業が行われる。改定された基準は9月末に一般公開され、30日間のパブリックコメント募集が行われる。その後、2010年末までに最終的にまとめられ、2011年3月までに最終版が発表される。
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国際的なGHG算定ツールの新しい基準--企業による実地テスト終了