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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年08月29日
「砂漠と砂漠化対処に向けての国連の10年」開始
(国連より)
国連は8月16日、100カ国の10億人以上の生活を脅かす砂漠化との戦いにおいて、関心を高め、行動を結集させるための10年間におよぶ活動について発表した。
潘基文国連事務総長は、ブラジルのフォルタレザでの「砂漠と砂漠化対処に向けての国連の10年」の開始に寄せたメッセージで、「気候変動、持続不可能な農業、下手な水資源管理のどれが理由であろうとも、土地の劣化が継続すると、食料の安全保障が脅かされ、最も影響がひどい地域社会においては飢餓を発生させ、世界の生産性の高い土地は失われるだろう。」と述べた。
潘事務総長によると、世界各地で乾燥地を回復させるための取り組みが成果をもたらしている。継続して地域社会を支援することで、何百万ヘクタールもの土地の保護や回復につながり、気候変動への脆弱性を緩和させ、飢餓と貧困を削減するという。
年間約1,200万ヘクタールの土地が劣化している。これだけの面積の土地があれば、年間2,000万トンの穀物(420億ドルに相当)を生産することができる。
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「砂漠と砂漠化対処に向けての国連の10年」開始