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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月07日
ノーベル化学賞受賞者:「太陽・風力エネルギーは、世界のエネルギー源の主流になれる」
(米国化学会より)
米国、ボストン発―米国化学会(American Chemical Society)は8月24日、「代替エネルギーの継続的な研究と開発により、太陽と風力という2つの再生可能エネルギー源が地球のエネルギーの主流となる、新たな時代がまもなく到来するだろう」との見解を報じた。同日、米国化学会の第240回目の学会で、1998年にノーベル化学賞を受賞したウォルター・コーン氏が発表したもの。
コーン氏によると、現在、石油と天然ガスの生産量の合計は世界のエネルギー消費量の6割をまかなっているが、今から約10~30年後にはピークを迎え、その後は急激な低下が予測される。同氏は、「こうした動向が、2つの予期しない世界的な変化を生み出している。一つは、世界規模でのエネルギー不足、もう一つは、差し迫った地球温暖化の危機とその影響である」と述べる。
この10年で、世界の太陽光エネルギー生産は約90倍、風力エネルギーは約10倍増加したことを受け、同氏は、この2つの無尽蔵なエネルギーの活気ある成長は、次の10年にとどまらず今後も続き、それにより、新たな太陽・風力の時代が到来すると見込んでいる。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100907_1.html
ノーベル化学賞受賞者:「太陽・風力エネルギーは、世界のエネルギー源の主流になれる」