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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月13日
「多くの人が省エネの仕方わかっていない」米調査で明らかに
(コロンビア大学地球研究所より)
多くの米国人は、実際は省エネ効果が低いにもかかわらず、ちょっとした行動の変化が省エネにつながると信じ、省エネ型技術への切り換えでもたらされる高い省エネ効果を非常に過小評価していることが、米国34州で実施された調査で明らかになった。コロンビア大学地球研究所が8月16日に発表した。
効果的な省エネ方法は何かとたずねた同調査で最も多かった回答は、相対的にはエネルギー消費量への影響が少ない「電気を消すこと」で、約20%。専門家が国内エネルギー消費量を激減させると見ている「購買決定」と答えた回答者は非常に少なかった(低燃費車の購入:2.8%、省エネ家電の購入:3.2%、住宅の耐候化:2.1%)。
この調査を率いた同研究所のShahzeen Attari氏によると、人は大抵、問題だと思った事態に対し、1つか2つ行動をとろうと思うが、それをした後は「やれることはやった」と思い始め、問題に対する注意が薄れていくという。「もちろん、私たちはできることはしなければならないが、行動を1つか2つとるのなら、省エネ効果が高い行動に集中すべき。人々は何が省エネ効果の高い行動かまだわかっていない」と同氏は指摘している。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100913_1.html
「多くの人が省エネの仕方わかっていない」米調査で明らかに