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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月14日
熱帯林の高解像度炭素マップ発表--REDDのモニター手段に道
カテゴリー:生態系
(カーネギー研究所より)
米国、カリフォルニア州パロアルト発―米国のカーネギー研究所と世界自然保護基金(WWF)の科学者は、ペルー環境省の協力を得て、熱帯林の植生に閉じ込められた炭素と、土地利用により排出された炭素を調査し、その高解像度マップを発表した。同研究所が9月7日に伝えた。
これらの画像はペルーのアマゾン地域のもので、衛星データ、航空機搭載レーザー技術、地上でのプロット調査を組み合わせて作成した。この画像技術は、国連の「REDD(森林減少や森林劣化を原因とする温室効果ガス排出量の削減)」プロジェクトにおけるモニタリング方法に道を開くもの。
REDDや同様のプログラムでは、植生に蓄えられた炭素や、森林減少、伐採、土地利用変化などで排出される炭素の変化をみる正確で解像度の高いモニター手段がないことが妨げとなっている。この新しい画像技術は、熱帯地域でのREDDの実施に大きな影響を与えるとみられる。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100914_1.html
熱帯林の高解像度炭素マップ発表--REDDのモニター手段に道