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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月17日
英国気候変動委員会:「現在の再生可能エネルギー目標の達成に集中すべき」
(英国気候変動委員会より)
英国の気候変動委員会は9月10日、英国政府に対して、2020年までに再生可能エネルギー利用を15%にするという現在の目標値は妥当であり、その増減を検討するよりも、目標達成に集中すべきだとする助言を行った。
英国政府は、再生可能エネルギーに関する広範な見直しを2011年の春に発表することになっており、それに先立って、クリス・ヒューン英エネルギー・気候変動大臣が同委員会に書簡を送り、政府の再生可能エネルギー目標のレベルについて助言を求めていたもの。
同委員会のデビッド・ケネディ氏は、「再生可能エネルギーの利用をもっと増やすことは、英国のカーボン・バジェット(炭素削減計画)の達成にとってきわめて重要である」と述べ、さらに、「現在の目標値は妥当であるが、それを達成できないリスクもある。この目標値をさらに引き上げることにメリットはなく、それよりむしろ、現在の目標を達成することに努力を集中するべきだ」と語った。
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英国気候変動委員会:「現在の再生可能エネルギー目標の達成に集中すべき」