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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月20日
米国:環境・科学者団体の連合、「2025年までに1ガロン当たり60マイル」キャンペーンを開始
(憂慮する科学者同盟より)
米国、ワシントンDC発-運輸省と環境保護庁が2017年型から2025年型の新車に適用する要件を決定しようとする中、憂慮する科学者同盟(USC)を含む19の環境団体と科学団体で結成された連合は9月9日、乗用車とトラックの新車の燃費と炭素排出量の基準をできる限り厳しくするよう求める書簡をオバマ大統領に送ったと発表した。
書簡では、2025年までに、全車種の最低平均燃費を1ガロン当たり60マイル(1リットル当たり約25キロメートル)に引き上げ、温室効果ガス排出量を1マイル当たり143グラム以下に引き下げること、そして長距離牽引トラックの燃料消費量を35%引き下げ、その他の普通・大型トラックについては最大基準の達成を求めている。
UCS等の分析によれば、上記の基準を設定すると、2030年までに燃料を490億ガロン(約1億8,500万キロリットル)、温室効果ガスを5億3,500万トン削減でき、経済の活性化、雇用創出、気候変動を引き起こす炭素汚染の削減、石油への危険な依存をなくすことにつながるという。
今回の書簡は、自動車基準強化への支持を集めるための新たな全国キャンペーンの一つ。連合はまた、新たなウェブサイトを立ち上げたほか、広告による宣伝や世論調査も行う予定。
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米国:環境・科学者団体の連合、「2025年までに1ガロン当たり60マイル」キャンペーンを開始