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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20100921

研究報告:水力発電所の貯水池は、温室効果ガスの排出が少ない

カテゴリー:エネルギー, 生態系, 科学

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(ノルウェー産業科学技術研究所より)

ノルウェー産業科学技術研究所(SINTEF)は9月10日、水力発電所の貯水池から発生する温室効果ガスに関する新たな報告書を発表した。

10年前、世界ダム委員会は、ブラジルの水力発電所で観測したデータを基に、水力発電貯水池の腐敗した有機物から発生する二酸化炭素(CO2)とメタンが、最悪の場合、地球上の温室効果ガス排出量の1/4以上を占める可能性があるという衝撃的な報告書をまとめた。

しかし、SINTEFが、ラオスにある、築30年の水力発電貯水池を調査したところ、水中や池の底の生物が、貯水池から発生する温室効果ガスよりも多くのCO2を吸収していることが明らかになった。「世界ダム委員会のデータは、貯水池の生態系によるCO2吸収量を計算に入れていなかった」と、SINTEFのAtle Harby研究員は説明する。

水力発電所の貯水池から発生する温室効果ガスは、底泥中の有機物、川や人間活動によってもたらされる有機物質が分解する際に放出される炭素。しかし同時に、貯水池内の藻類や植物性プランクトン、動物性プランクトン、魚類などが大気からCO2を吸収しているという。

「貯水池から発生する温室効果ガスは、運用開始時が最も多い。しかし、底泥中の有機物が完全に分解すると排出量は減少する。我々は、ラオスで築10年の貯水池も調査したが、そこでは、温室効果ガスの収支バランスがとれていた」と、同研究員は話している。

DSR指標= S DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100921_1.html
研究報告:水力発電所の貯水池は、温室効果ガスの排出が少ない

 
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