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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月27日
国連、アフリカで世界防災キャンペーンを開始
(国連国際防災戦略事務局より)
南アフリカ、ダーバン発-国連国際防災戦略事務局(UNISDR)は9月14日、南アフリカ・ダーバンで開催された会議「Planning Africa 2010」において、世界防災キャンペーンを開始した。「Planning Africa 2010」は、異常気象の影響で、ブルキナファソ、ケニア、ニジェールでは洪水被害が、タンザニア、ウガンダでは地滑り被害が発生していることを背景に開催された。
膨大な数の人命と生活を奪ったパキスタンの洪水被害に見るように、異常気象の発生は、リスクの主要因の一つとなっている。都市における気象災害が頻発するにつれ、地方自治体は、災害による被害の軽減を図るため、事前対策の強化がますます重要な課題となってくる。
同キャンペーンのテーマは、「災害に強い都市の構築(Making Cities Resilient - My City is Getting Ready!)」。災害に強い都市をつくるための10項目をまとめ、より安全なインフラ整備に対する投資、洪水や暴風、健康被害を軽減するための排水システムの強化、早期警報システムの設置、防災訓練の実施などを地方自治体に呼びかけている。
世界中で80を超える地方自治体が、同キャンペーンに参加。アフリカでは、モザンビークのマプト市と南アフリカのオーバーストランド市が、参加を表明している。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100927_1.html
国連、アフリカで世界防災キャンペーンを開始