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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月28日
英国世論調査:持続可能な生活に関する情報が多過ぎて消費者は混乱
(IBMより)
英国、ロンドン発―IBMは9月8日、英国の消費者は持続可能な生活に関する断片的情報が多過ぎて混乱しているとする世論調査結果をIBMサミットで発表した。このIBMサミットの開催は、持続可能な生活の促進を目指して英国皇太子が創設した取り組み「スタート(Start)」の一環となるもの。
2,000人以上を対象にしたYouGov社のオンライン調査によると、回答者の47%が「持続可能な生活に関する情報は溢れているが、その内容の多くは食い違っている」と感じており、助言や情報が一貫していると思う人は12%にすぎなかった。また、7%は、持続可能なライフスタイルがどういうものか知らなかった。
一方、企業に対しては、持続可能性の方針を伝える方法が「悪い」、または「非常に悪い」と評価した回答者が50%にのぼり、企業が持続可能な生活にどのように貢献しているかを「良く」、または「非常に良く」知らせているとする回答者は5%であった。
IBMのコリン・シアラー(Colin Shearer)氏は、「大部分の人は、持続可能な生活とは何かを原則としては理解している」としながらも、「食い違う情報が多いことで、実際にライフスタイルを変えることが難しくなっている」と語る。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100928_1.html
英国世論調査:持続可能な生活に関する情報が多過ぎて消費者は混乱