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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年09月30日
米州開発銀行、バルバドスのエネルギー対策に4,500万ドルを融資
(米州開発銀行より)
米州開発銀行(IDB)は9月15日、バルバドスにおける再生可能エネルギーの利用拡大と化石燃料への依存低減を支援するため、4,500万ドルの融資を実施すると発表した。
新たな融資プログラムの実施により、同国における燃料費と発電コストは、今後20年間で2億8,400万ドル減少し、石油輸入コストも26億5,000万ドルから19億8,000万ドルに削減できる見通し。また、二酸化炭素排出量にして450万トン以上の削減効果があると見込んでいる。
バルバドスの電力設備容量は239MWだが、主として輸入化石燃料から作られている。しかし政府とIDBは、バイオマス・コジェネ、廃棄物エネルギー、風力などの再生可能エネルギー源を利用すれば、少なくとも29%の電力は賄えると試算している。
このほかにも、天然ガスの利用を拡大し、炭化水素の消費について効率性と持続性を改善するなど、化石燃料の効率的な利用の促進を図る方針。また、エネルギー効率化やエネルギー削減プロジェクトに向けたさらなる資金を生み出すため、温室効果ガス排出削減クレジットを世界の炭素市場で取引する予定。
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米州開発銀行、バルバドスのエネルギー対策に4,500万ドルを融資