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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年10月15日
米国魚類野生生物局、気候変動対応戦略の最終版を発表
(米国魚類野生生物局より)
米国魚類野生生物局は9月27日、地球温暖化が及ぼす前例のない脅威に対応する同局の取り組みの指針となる戦略計画の最終版を発表した。「喫緊の課題に立ち上がる:加速する気候変動に対応するための戦略計画(“Rising to the Urgent Challenge: Strategic Plan for Responding to Accelerating Climate Change”)」と題された戦略計画は、同局が、加速する気候変動の影響に直面している魚類や野生動物、植物、生息地の持続性確保に取り組む保全組織の一部として機能する際の枠組みを示している。
同計画は、「適応(気候変動が魚類や野生動物等に及ぼす影響の軽減化)」「緩和(温室効果ガス排出量削減)」「関与(国民や関係機関等に対し、魚類や野生動物の保護に関して気候変動がもたらす課題への解決策を、協力して模索するよう促す働きかけ)」という3つの要素から成る。さらに、「最も脆弱な種の特定」「魚類・野生動物に関する国家気候適応戦略の策定」等、同局が向こう5年間で実施する行動計画の詳細も盛り込まれている。
米国魚類野生生物局を管轄する内務省は、省下各局を通して気候変動の科学・資源管理に関する計画や行動を連係させる枠組みを示した包括的な戦略を策定しており、今回発表された計画もその戦略に組み込まれている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20101015_1.html
米国魚類野生生物局、気候変動対応戦略の最終版を発表