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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年10月16日
電気自動車の迅速な世界普及を目指す新イニシアチブ、旗揚げへ
(国際エネルギー機関より)
パリモーターショー期間中に行われた国際エネルギー機関(IEA)主催の先進自動車リーダーシップ・フォーラム(Advanced Vehicle Leadership Forum)で、電気自動車を世界中で迅速に普及させるための新たなイニシアチブ「電気自動車イニシアチブ(EVI)」が旗揚げされた。実施主体は、IEAと8カ国(中国、フランス、ドイツ、日本、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、米国)の政府を含むコンソーシアム。IEAが10月1日に発表した。
EVIの目標は、2020年までに約2,000万台の電気自動車とプラグインハイブリッド車を全世界の市場で普及させること。IEAは、「この目標が達成され、その普及ペースが維持されれば、2030年には2億台、2050年には10億台を上回るだろう」と予測している。
電気自動車の開発・普及で地球規模の協力体制の基盤となるEVIで、参加の8カ国は以下の3点で合意した。
・都市部での電気自動車実証事業を推進する実験都市事業の実施と進捗・結果の情報共有
・資金調達面を含む研究開発事業に関する情報共有の強化
・電気自動車の普及目標や関連指標、好事例に関する情報の収集・共有
EVIの具体的な活動の最初の結果報告は、来年4月の上海モーターショーで行われる予定。
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