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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年10月24日
EU、京都議定書の削減目標を上回る1990年比14.3%を削減
(欧州連合より)
ベルギー、ブリュッセル発-欧州連合(EU)は10月12日付けリリースで、欧州委員会の経過報告書(Commission's progress report)によると、EU15カ国の2008年の温室効果ガス排出量は、基準年の1990年よりも6.9%減少、EU27カ国全体では14.3%減少したと発表した。2008年は完全なデータが入手可能な最新の年で、同時期の経済成長率は45%だった。
同経過報告書によると、2008年から2012年の約束期間において、EU15カ国の加盟国が国際排出権の購入計画を進め、計画されている植林や森林再生を展開させるならば、EU15カ国の温室効果ガス排出量は基準年比で平均約14.2%減になることが示されている。
また、欧州環境機構の報告書では、2009年の排出量は経済状況により急減しており、EU15カ国では基準年比12.9%減、EU27カ国では17.3%減になると暫定的に推定されている。
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EU、京都議定書の削減目標を上回る1990年比14.3%を削減