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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年10月25日
風力発電、2030年までに世界の電力需要の1/5を賄う
(世界風力エネルギー協会より)
世界風力エネルギー協会(GWEC)とグリーンピース・インターナショナルが10月12日に発表した、報告書『2010年世界風力エネルギー展望(Global Wind Energy Outlook 2010)』によると、風力が世界の電力需要を満たす割合が、2020年までに12%、2030年までに22%になることが示された。また、風力発電容量が2020年までに1,000ギガワット、2030年までには2,300ギガワットになることで、二酸化炭素(CO2)排出量をそれぞれ年間15億トンと340億トン削減することが可能であることも明らかになった。
風力エネルギーは経済発展においても重大な要素になりつつあり、現在、60万人以上の直接的及び間接的な「グリーン・カラー」の雇用を創出している。2030年までには300万人を超えると予測されている。
グリーンピース・インターナショナルの自然エネルギー担当のスベン・テスケ氏は、「2010年に風力業界の60万人の労働者たちは、30分ごとに風力タービンを1基新設しており、それらのタービンの1/3は中国で設置されている。風力発電市場は、2030年までに現在の3倍になり、2,020億ユーロの投資が行われるだろう。7分ごとに新しい風力タービンを1基設置することが私たちの目標である」と述べた。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20101025_1.html
風力発電、2030年までに世界の電力需要の1/5を賄う