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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年11月03日
英国:エネルギー・気候変動省、歳出見直しに関する決定を発表
(英国エネルギー・気候変動省より)
英国のエネルギー・気候変動省は10月20日、「歳出見直し」期間において、財源予算を実質18%削減し、資本歳出を実質41%増加させ、省の行政予算は33%削減させると発表した。
「歳出見直し」では、グリーン経済への移行につながるよう、効率化や成長促進、民間部門支援を図りながら、2020年までに温室効果ガス排出量を34%削減する、エネルギーの15%を再生可能エネルギー源でまかなうといった環境目標を確実に達成できるようにしているという。
主な歳出項目は以下の通り。
・世界初となる商業規模の炭素回収・貯留実証施設の開発に最大10億ポンド。
・2011/12年度から導入する再生可能熱利用へのインセンティブ制度(Renewable Heat Incentive)に8億6,000万ポンド。
・海上風力技術を含む低炭素技術へ2億ポンド。
「エネルギー・気候変動省でも赤字削減に取り組んでいる。他の公的部門同様、難しい決断もいくつかしたが、今までで最も環境に優しい政府になるという私たちの約束を果たすための道を今も進んでいる。環境に優しい雇用や成長を創出し、低炭素投資を確保できるようにしていく」と同省のクリス・ヒューン大臣は話している。
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英国:エネルギー・気候変動省、歳出見直しに関する決定を発表