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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年11月04日
ブラジル、低炭素経済に向けた目標達成が4年早まる見通し
(ENSより)
ブラジル、ブラジリア発―ENS(Environment News Service)は10月27日付けの記事で、ブラジルが、二酸化炭素排出量の削減目標を約束より4年早く達成できる見込みであることを伝えた。同国のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領が同日、ブラジル気候変動フォーラムの会合で発表したもの。
ルーラ大統領は、低炭素経済への移行を推し進め、温暖化を招く温室効果ガス排出量を抑制した取組みに対し、同フォーラムのメンバーに祝辞を述べた。さらに大統領は、「2003年以降、われわれは気候変動に対し緻密な取組みをしてきた。強い経済成長がありながらも、そうした取組みにより、既に28億トンの二酸化炭素が削減されている」とし、「このペースを維持すれば、約束より4年早い2016年に、二酸化炭素排出量の削減目標を達成することになる」と述べた。
ブラジルは、アマゾンの熱帯雨林伐採により、世界最大の二酸化炭素排出国の一つ。しかし大統領によると、アマゾンの森林破壊を防止・抑制するための行動計画(Plan of Action to Prevent and Control Deforestation in the Amazon)を策定した2003年以降、同国はアマゾンの森林破壊率を70%以上低下させた。現在、森林破壊率は21年間で最低を記録しているという。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20101104_1.html
ブラジル、低炭素経済に向けた目標達成が4年早まる見通し