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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年11月12日
ワールドウォッチ研究所報告書:「中国は再生可能エネルギー分野の世界的リーダーになる」
(ワールドウォッチ研究所より)
米国、ワシントンDC発―米国のワールドウォッチ研究所は10月27日付けのリリースで、中国が世界的な不況から脱却しつつあり、クリーンエネルギー分野では予想をはるかに上回って世界の優位に立っていると伝えた。同分野で世界をリードしようという野心も予想より強いという。これは同研究所の最新報告書で明らかになったもので、中国の再生可能エネルギーの成長は、「技術的な進歩」「積極的な政策」「強固な財政」の組み合わせにより、ほとんどの先進国や途上国をはるかに凌ぐものとなっているという。
今回の報告書には、再生可能エネルギー分野における現在までの中国の進歩がまとめられているほか、同国の将来計画や向上のための提言も盛り込まれている。
同研究所のクリストファー・フレイヴィン所長は、「中国は、野心的な政策を実施したり、クリーンエネルギーの成長に拍車をかける投資を持続して行ったりするなど、まさに米国に欠けているところで成功している。今のペースで成長していけば、あと2年のうちには再生可能エネルギー分野で文句なしの世界的リーダーになるだろう」と述べる。
同リリースによると、中国は2009年、米国を抜いて世界最大の風力発電市場国となり、国内の太陽電池企業の市場占有率も世界市場の40%にのぼった。また太陽熱温水器の設置容量も世界の80%を占めているなど、その成長ぶりは著しい。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20101112_1.html
ワールドウォッチ研究所報告書:「中国は再生可能エネルギー分野の世界的リーダーになる」