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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年12月05日
COP16、カンクンで開幕
カテゴリー:政治
(国連より)
国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(UNFCCC/COP16)が11月29日、メキシコ・カンクンで開幕した。「カンクン会議は、各国が良識と創造性を駆使し、気候変動への確実な対応の要素をまとめ上げる場となる」と、UNFCCCのクリスティアーナ・フィゲレス事務局長は参加国に呼び掛けた。
世界気象機関(WMO)の報告では、大気中の温室効果ガス濃度が、産業革命期以降最高レベルに達している。また、最貧国・最脆弱国は、深刻な問題に直面し、予測可能かつ十分な支援を必要としている。カンクンでは、何としても確実な成果を出さなければならない、とフィゲレス事務局長は訴える。
「この任務は容易ではないが、達成可能である」と事務局長は語る。「カンクンでは、具体的な成果への道筋をつけるため、歩み寄ることができると確信している。その成果は、確固とした信頼できるものであるとともに、今後の取り組みにつながるプロセスを備えている必要がある」。
事務局長はこのほか、京都議定書の第一約束期間が終了する2012年以降に、差異をなくすことの必要性や、京都議定書の継続を明確にすることの重要性など、”政治色の強い”いくつかの問題も強調した。
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COP16、カンクンで開幕