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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年12月08日
EU:北海沿岸諸国、沖合送電網開発の覚書に署名
(欧州風力エネルギー協会より)
欧州風力エネルギー協会(EWEA)は12月3日、北海沿岸諸国の大臣10人と欧州委員会が同日ベルギーのブルッセルにおいて、沖合送電網開発の覚書に署名したことを伝えた。この覚書は、新しい沖合送電網を構築するための、そして、欧州連合(EU)加盟国間の電力取引を妨げる問題を解決するための出発点となる。
この署名により、各政府は、国境を越えた電力取引への障壁を明らかにし、その撤廃へ向けて協力することで同意し、さらに、国境をまたぐ沖合送電網の計画や建設の阻害要因となっている複雑で時間のかかる認可手続きを簡素化することでも合意した。
EWEAのChristian Kjaer会長は、「欧州の風力エネルギー業界にとって、この覚書は、沖合送電網を構築するために欠くことのできないステップであり、欧州における電力の単一市場設立に向け、また、海上風力発電施設を電力系統へ接続させるためにも非常に重要である」と語る。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20101208_1.html
EU:北海沿岸諸国、沖合送電網開発の覚書に署名