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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年12月11日
エネルギー効率のよい照明への切り替えは数十億ドルの恩恵をもたらす
(国連環境計画より)
メキシコ、カンクン発―国連環境計画(UNEP)はメキシコのカンクンで開催された国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で12月1日、効率のよい照明に切り替えることで、各国が電気代を節約して二酸化炭素排出量を削減できることを示す研究報告を発表した。
「100カ国の照明評価(The 100 Country Lighting Assessment)」と題する報告書によると、年間に節約される電気代と削減される二酸化炭素排出量は、インドネシアが10億ドルと800万トン(200万台分の自動車に相当)、メキシコが9億ドルと500万トン、ブラジルが20億ドルと400万トン、ウクライナが2億1000万ドルと200万トンであった。
国連事務次官兼UNEP事務局長のアヒム・シュタイナー氏は、「現実には、実際の経済的利益はさらに大きいだろう。例えば、インドネシアでの効率のよい照明への切り替えは、25億ドルのコストがかかる3.5基の石炭火力発電所の建設を不要とし、同様の結果が他の国の評価でも見られた」と述べた。
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エネルギー効率のよい照明への切り替えは数十億ドルの恩恵をもたらす