本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年12月22日
英ロンドン、市バス用に導入する水素バス第1号を発表
(大ロンドン庁より)
英国大ロンドン庁は12月10日、市バスとして導入を計画している水素バス8台のうち、12月18日からの運行開始が決まっている第1号車を発表した。
水蒸気しか排出しない水素バスの導入は英国内ではロンドンのみで、導入車両の規模は欧州内で最大となる。導入される最新鋭の水素バスは、ロンドン市交通局のために特別に設計されたもの。続く7台も来年半ばまでに段階的に運行が始まり、全英初となるゼロ排気バス路線ができることになる。
水素燃料補給ステーションは、ロンドン東部のストラトフォードにあるファースト・リー・インターチェンジのバス乗降場に、全英最大規模のものを常設。水素バスはここから出庫し、市内でも大気汚染が最もひどい地域を通過するRV1路線で運行される。
ロンドン市交通局のバス車両群は、欧州でも最もクリーンで大気汚染が少ないとされ、水素バスのほか、現在100台あるハイブリッドバスは300台に拡大されることが決まっている。さらに2012年からは「新しいロンドンバス(New Bus for London)」(*)と銘打った、従来のディーゼル燃料バスよりも排出汚染物質が40%少ない2階建てロンドンバスも加わる。
(*)New Bus for Londonについては以下のURLも参考にした。
http://www.london.gov.uk/priorities/transport/new-bus-london
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20101222_1.html
英ロンドン、市バス用に導入する水素バス第1号を発表