（英国運輸省より）

英国のフィリップ・ハモンド運輸大臣とマーク・プリスク　ビジネス・企業担当国務大臣は12月14日、2011年１月１日から全英で実施される電気自動車購入補助金制度（The Plug-In Car Grant）の対象車種と、電気自動車用充電ポイント設置助成事業（Plugged-In Places）第２期募集で助成が決定した地域を発表した。

補助金対象車は、三菱自動車のi-MiEV、スマート電気自動車（smart fortwo electric drive）、プジョーのiON、シトロエンのCZero、日産自動車のリーフ、タタ・モーターズのVista EV、トヨタ自動車のプリウス・プラグインハイブリッド車、ヴォクスホールのアンペラ（Ampera）、シボレーのボルトの９車種。2012年３月末まで実施される同制度では、対象車購入費の1/4、最大5,000ポンドが支給される。補助金への支出総額は4,300万ポンド。

充電ポイント設置助成事業第２期募集で助成が決まったのは、イングランド中部地方、グレーター・マンチェスター、イングランド東部、スコットランド、北アイルランドの５地域。各地域に拠点を持つコンソーシアムが落札した。第１期募集ではロンドン等３地域への助成が決まっている。同事業への支出総額は2,000万ポンド。今回発表された５地域の家庭や路上、公共施設等に4,000カ所以上の充電ポイントができる予定。

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