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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年01月04日
英スコットランド:電力需要の1/4以上が再生可能エネルギーから
(英国スコットランド政府より)
英国スコットランド政府は2010年12月23日、2009年に同地域の電気消費量の27%以上が再生可能エネルギーでまかなわれたとする統計を発表した。
同統計によると、2009年にスコットランド内の総電力消費量は4%減った一方で、発電量は3%増の51,325ギガワット時、再生可能エネルギーによる発電量は20%増の10,744ギガワット時であった。さらに、同地域内で発電された電力の24%(12,145ギガワット時)が地域外に送電されており、英国内の再生可能エネルギー発電量の43%が同地域内で発電されたものであった。
スコットランド政府は今年、2020年までの再生可能エネルギー目標値を50%から80%に引き上げた。中間目標として「2011年までに全電力需要の31%を再生可能エネルギーでまかなう」としているが、同地域を中心に設置された、認可された、あるいは工事中の再生可能エネルギー発電所の総設備能力は7ギガワットで、この中間目標を超えることは確実となっている。
同政府では2007年5月以降、44件のエネルギー事業申請を確定しており、そのうちの36件は再生可能エネルギー事業であった。それ以前の4年間で確定されたエネルギー事業件数は半分以下の合計19件であった。
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英スコットランド:電力需要の1/4以上が再生可能エネルギーから