本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月01日
米国:共和党、無謀にもIPCCへの拠出金打ち切り案を発表
★エダヒロのひと言★ ホントに無謀ですね……こういう発表ができる米国内の状況が憂慮されま す。。。
(憂慮する科学者同盟より)
憂慮する科学者同盟(UCS)の1月24日付けリリースによると、共和党研究委員会(Republican Study Committee)が1月第4週に、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)への拠出金打ち切りを含む総額2兆5,000億ドルの予算削減案を発表した。これは、議会内に気候変動を否定する主張が不安になるほど存在していることを示すもので、IPCCへの拠出金額の見積もりも正しいか不明である、とUCSは指摘している。
共和党研究委員会が発表した文書では、米国が年間1,250万ドルをIPCCに拠出していると想定している。だが、IPCCによると、2011年の予算総額(予想)は1,000万ドル以下であり、米国の拠出額は、IPCC誕生以降、その年々で20万~560万ドルの間で変動している。
拠出金は、そのほとんどが報告書をまとめるためのロジスティック費に使われている。またIPCCで働く世界中の何千人もの科学者は、文書の草案作り、査読、編集に費やす多大な時間と労力に対して直接報酬を受け取っていない。
「科学の現実を認めようとしない議員が、温室効果ガス排出量削減の取り組みを邪魔し続け、IPCCを狙うとは悲しい」とUCSの気候・エネルギー立法担当ディレクター、レクシ・シュルツ氏は語っている。
DSR指標= DSR指標とは?
この記事のURL
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110201_1.html
米国:共和党、無謀にもIPCCへの拠出金打ち切り案を発表