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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月03日
報告書:欧州の輸送部門は2050年までに代替燃料でまかなえる可能性も
★エダヒロのひと言★ 代替燃料の組み合わせですべてまかなえるって心強い。日本でもぜひ! 技術開発とインフラ整備、そのための政策や国民の支持に注目!ですー。
(欧州連合より)
代替燃料は徐々に化石燃料に代わって使われるようになり、2050年までに輸送部門を持続可能にする潜在性を持っている──そう結論付ける報告書が、専門家グループから欧州委員会(EC)に提出された。欧州連合(EU)が1月25日付けリリースで発表した。
同報告書では、輸送部門全体を対象とした包括的なアプローチを初めて策定している。それによると、それだけで全ての化石燃料にとって代われる燃料はなく、主な選択肢である電力(電池か水素/燃料電池)とバイオ燃料、つなぎ選択肢としての合成燃料(再生可能エネルギー源)、補完燃料としてのメタン系燃料(天然ガスとバイオメタン)、そして補足として液体石油ガス(LPG)を組み合わせれば、全輸送モードのエネルギー需要を満たせるという。
ECは現在、既存方針を改正しており、今回発表された報告書は、年内に開始される予定の「クリーン輸送システムに関するイニシアチブ」に組み込まれる予定だ。このイニシアチブは、輸送部門で必要とされるエネルギーを2050年までに代替燃料や持続可能なエネルギー源で全面的にまかなうことを目指す一貫した長期戦略の策定を目的としている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110203_1.html
報告書:欧州の輸送部門は2050年までに代替燃料でまかなえる可能性も