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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月04日
NASA:新しい地球観測衛星、エアロゾルと太陽のデータ収集へ
★エダヒロのひと言★ エアロゾルは火山の噴火や大気汚染物質に含まれていて、温暖化を抑える効果があると言われています。途上国の環境規制が進んで大気汚染物質が減ると温暖化が進んでしまう? その影響の調査分析は温暖化予測の1つの鍵を握っています。
(米国航空宇宙局より)
米国、ワシントン発―米国航空宇宙局(NASA)は1月20日、新しい地球観測衛星グローリー(Glory)をカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地より2月23日に打ち上げる予定であることを伝えた。グローリー衛星は、NASAのアクアやオーラなどの一連の地球観測衛星の仲間に加わり、地球の気候に影響を与えるエアロゾルや太陽について調査する。
大気中に浮遊する微粒子であるエアロゾルは、太陽放射を反射したり吸収したりすることで、また、雲や降水量を変化させることにより、地球の気候に影響を与える。しかしながら、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が指摘するように、地球のエネルギー収支に及ぼすエアロゾルの影響は、気候変動予測における大きな不確定要素の一つになっている。
今回グローリー衛星が搭載する主要装置は、総放射照度モニター(TIM)とエアロゾル偏光測定センサー(APS)。TIM装置は、太陽放射照度に関する32年間の記録を維持しながら、さらに測定を継続する。APSは、エアロゾルの理解を深めるため、9つの波長でデータを収集する。得られた情報は、地球気候モデルの精度向上に役立てられる。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110204_1.html
NASA:新しい地球観測衛星、エアロゾルと太陽のデータ収集へ