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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月06日
米国:連邦政府とカリフォルニア州、燃費・排出量基準提案日程で協調
(米国運輸省より)
米国、ワシントンDC発─米国の運輸省、環境保護庁(EPA)、カリフォルニア大気資源委員会(CARB)は1月24日、2017年~2025年型の乗用車・小型トラックを対象とした燃費・温室効果ガス排出量基準を今年9月1日までに提案すると発表した。
CARBは以前、今年3月に2017年~2025年型車を対象とする排出量基準を提案する意向を明らかにしており、運輸省とEPAは同基準案の発表を今年9月に設定していた。今回の発表で、三者があらゆるデータを共同で徹底的に検討した後に、カリフォルニア州と連邦政府、両方の基準案が同時期に発表されることが確実になった。
三者には、昨年4月に運輸省とEPAが2012年~2016年型モデルの排出量・燃費基準を設定した後、秋にカリフォルニア州が「連邦の排出量基準を順守していれば、州の基準に適合していると見なす」とした経緯がある。これが最初の協調であった。
今回、CARBが燃費・排出量基準の策定で運輸省・EPAと継続的に協力すると約束したのを受け、現行の連邦燃費・排出量基準が延長される可能性も出てきたため、高燃費でクリーンな次世代自動車づくりに取り組んでいる自動車メーカーにとっては安心材料となる。
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米国:連邦政府とカリフォルニア州、燃費・排出量基準提案日程で協調