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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月10日
20~40年以内に既存技術で世界のエネルギー需要を代替エネルギーで賄うことができる
★エダヒロのひと言★「再生可能エネルギー源への移行に技術的・経済的な障害はない」--必要なのは何でしょう……?
(スタンフォード大学より)
米国スタンフォード大学の1月26日付けリリースによると、既存技術を利用すれば従来エネルギーとほぼ同じコストで、世界のエネルギー供給の持続可能なエネルギー源への移行が可能だということが研究によって明らかになった。今回の研究は、同大学の土木・環境工学のマーク・Z・ジェイコブソン教授とカリフォルニア州立大学デービス校の研究者のマーク・A・デルッキ氏によるもの。
ジェイコブソン教授は、「研究結果によると、世界全体がクリーンな再生可能エネルギー源へ移行するためには、技術的又は経済的な障害はないことがわかった。私たちが社会的及び政治的な意思を持っているかどうかが問題である」と述べた。
ジェイコブソン教授とデルッキ氏が想定する世界は、エネルギーの大部分が電気で賄われる。発電には、風力、水力、太陽光・熱の利用を促しており、風力と太陽光・熱がエネルギー需要の90%、地熱と水力がそれぞれ4%、波力と潮力が2%を満たす。
二人の計画では、2030年までに新規のエネルギー創出すべてが風力、水力、太陽光・熱をエネルギー源とし、2050年までに、既存のエネルギー生産すべても移行することになっている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110210_1.html
20~40年以内に既存技術で世界のエネルギー需要を代替エネルギーで賄うことができる