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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月12日
再生可能エネルギー目標:欧州委員会、加盟各国へ協力強化を求める
★エダヒロのひと言★ ヨーロッパは再生可能エネルギーも欧州統合のひとつの鍵と位置づけているのですね!
(欧州連合より)
欧州委員会(EC)は1月31日に発表した欧州連合(EU)における再生可能エネルギーの進捗状況に関する政策文書(コミュニケーション)で、加盟各国に対し、各国が2010年の年初に発表した国内行動計画の完全実施と、再生可能エネルギーへの年間資本投資額の倍増(350億ユーロから700億ユーロへ)で協力するよう求めた。
最新データによれば、加盟各国が独自に定めた電力と運輸の部門の示唆的目標は、2010年において、ほとんどの加盟国で達成されておらず、EU全体でも目標は達成できなかった。同文書では、各国の行動計画が完全に実施され、資金調達手法が改善されれば、2020年に再生可能エネルギーの割合20%という政策目標値、またはそれ以上を達成できる可能性が高いとしている。
また同文書は、加盟国間の協力をさらに強め、再生可能エネルギーを欧州単一市場へとうまく統合していく必要性も強調している。こうした施策が実現すれば、年間最大100億ユーロの削減につながると推計している。
ギュンター・エッティンガー・エネルギー担当委員は、「加盟各国が協力して、コストが低い地域で再生可能エネルギーを生産すれば、企業や消費者、納税者がその恩恵を受ける」と話している。
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再生可能エネルギー目標:欧州委員会、加盟各国へ協力強化を求める