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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年02月15日
グリーンランドの氷床融解、2010年に過去最大を記録
カテゴリー:気候
★エダヒロのひと言★ うーむ。。。グリーンランドの氷が溶けることはとても大きなリスクをもたらします。。。
(ニューヨーク市立大学シティカレッジより)
米国のニューヨーク市立シティカレッジ(The City College of New York)は1月21日、2010年のグリーンランドの氷床融解が過去最大規模で、今後数十年に予想されている海面上昇の主因となるだろう、と報じた。同大学の最新研究で明らかになった。
「2010年の融解期は、数カ所で平均より50日も長く続き、異例だった」と、研究を指揮した同大学のMarco Tedesco博士は述べる。4月末という異例の早さで融解が始まり、終わったのも極めて遅く、9月中旬まで続いたという。
研究では、グリーンランドの氷床の表面温度の偏差と、衛星データ、地上観測データ、コンピュータモデルによる表面融解の推測値を検証。結果は、環境科学に関する同日発行の電子ジャーナルEnvironmental Research Letters誌に掲載された。その中で、「2010年夏は、気温が平均を摂氏3度まで何度か上回り、それが降雪量の減少に結びついた」と指摘している。
同博士によると、積雪のない裸氷は雪よりも色がはるかに濃く、より多くの太陽放射を吸収する。研究を支援した世界自然保護基金(WWF)のMartin Sommerkorn博士は、「温室効果ガス排出量の制限に時間が長くかかればかかるほど、融解が進み、海面上昇も続くだろう」と話している。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110215_1.html
グリーンランドの氷床融解、2010年に過去最大を記録